部屋
ガイル)ジョン!ザクトを見逃してくれ。こいつはいい奴なんだ。

ジョン)分ってるよガイル。警察沙汰は起こすなよ。

ザクト)ありがとう警部。

ジョン)その銃貸せ!

ザクト)なんでです?

ジョン)偽装工作するからよ。あいつを自殺にするからよ。

ザクト)ありがとうございます。(銃を投げる)

ジョン)よっと。(受け取る)じゃあな。

ザクト)この恩は忘れません。(去る)

ガイル)終わったなジョン。

ジョン)うっ。うっ。おじさん!(泣き出す)

ガイル)どうした急に泣き出して。

ジョン)だって俺、職務とは言えおじさんに殴る蹴るの暴行を(泣きながら喋る)

ガイル)お前は立派な警官だ!あの時の行動は正しいよ。兄貴も喜んでるよ。

ジョン)おじさん。俺、俺、本当にごめんなさい。(泣きながら喋る)

ガイル)もう全ては終わったんだ。行こう。

ジョン)はい。(泣きながら喋る)

シオン)待てよ。ジョン!俺を置いていくな。署まで歩きたくない。

ジョン)シオン!!生きてたのか!!??

シオン)なんとかな。犯人は!?

ジョン)見てのとおりだよ。

ジオン)死亡か。

ジョン)ああ。

警察官)ジョン警部!!報告です。シオンさんの奥さんが生きていて救出されました。

シオン)それ本当か・・・。

警察官)シオンさん!?えっええ。命に別状はありません!!

シオン)良かった。良かった。

ジョン)良かったな。

警察官)SK病院に搬送されました。

ジョン)送るよ。すぐに行ってやれ。

シオン)いつもありがとう。

ジョン)お互い様だろ。

ガイル)じゃあ行くか。
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