不良王子のぽっちゃり姫

「はーい二人共ご飯出来たよ、食べよ食べよ」

運ばれて来た料理は、クラゲサラダと、沢山の唐揚げと中華スープ。

スゲー腹減ってきた。

「アゲハ今日もお料理どれも美味しそうね、さぁさぁ早く食べましょ」

「美味しいか解らないけど、不味くはないと思うんだぁ、遠慮しないで沢山食べてね」

「「「いただきます」」」

アゲハが作った料理は見た目通り、
味もスゲー旨い。

「流季どうかな?おいしい?」

「あぁ、旨いよ」

アゲハはさっきまで不安そうな顔してたのに、
旨いと言ったら物凄く嬉しそうな顔をして、
まだ食うのかってくらいに、唐揚げを頬張ってる姿が堪らなく愛しい。
俺…相当重症…

「流季君もう遅いし、明日は日曜日なんだし泊まって行きなさい♪」

「えっちょっ、お母さん!!」

「あらあら良いじゃないね?流季君。でも変な事しちゃ駄目よ?」
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