小さな勇気
2月に入り、無事みんな高校が決まって卒業練習する時期になった。
体育館で練習するため、よくすれ違い、目が合う。
私は目を逸らし完全に終わっていた。

とうとう卒業の日がきた。
みんなともお別れ。先生や後輩、たくさんの思い出をありがとう。
小学校では泣かなかったが中学では泣いた。思い出がありすぎて。
高校では、自分を変えよう、友達も恋愛も勉強も。
バイトもして充実できるように。

でも、そう上手くはいかなかった。こんな学校来なきゃよかったって思う時期もあった。私が描いてた学校は違う。ここでは無理、ちゃんと勉強してちゃんとした学校行って楽しい学校生活を送りたかった。
でも、もう遅い。
あの頃には戻れないんだから…
< 9 / 9 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

Sweet Dog

総文字数/316

ノンフィクション・実話1ページ

表紙を見る
Bitter Love

総文字数/1

恋愛(実話)1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop