＊甘いモノ＊

変わらない日常に指す光

「.........つまり、亜樹のママが海外出張になっちゃってそれを聞いたウチのママが亜樹をこっちに住まわせたらいいと.....勝手に話つけちゃったのね？」




「そ、別に昔からの中なんだからさ。いいだろ？」





亜樹ママから電話を切られた後、面倒くさがる亜樹に詰めよって経緯を事細かに聞いた。


亜樹ママから聞いたときは話がいきなりのことでよくわからなかったけど今ならなんとなく分かってきた。







「つまり、アタシと亜樹が同居........するんだよね？」



「....そうだってさっきいったじゃん、何度も言わせないでよ」


何回も問い掛けてくるアタシに痺れを切らしたのか亜樹がちょっとキレながら答えはじめた。







あ、多分これ以上質問するとヤバそう。




人間物事には限度があることを知るのが必要____

それを学んでいた私はここで亜樹に質問するのを切り上げた。










ん、違和感？

違和感なんてありませんよ別に。






あ.....私じゃなくて亜樹への違和感ですか。



そういえば知らなかったんですよね皆さんは。








そう....アタシの幼馴染み、夏野亜樹は___