恋伝鳥!!!
私達は順に、一騎打ちで戦う。
でも毎回最終戦で、決着がつかない…
「オレ、ヤル!!オイ、ハヤト、コイ!!」
「ほー、やる気だね、外国人っ♪」
「頑張りな、隼人…」
「もちろんですよ!!」
隼人は、この数日の間、技を身に付けた。
「ブツブツ・・・・・」
「ナニ、ブツブツ、イッテンダァ!?」

ドカッ!!!!

「ウッ………!?」
「ふっ!!どうだぁ!!」
隼人は、小さな声で技を唱えていた。
見た目では、分からないが、拳のまわりに強い電圧が流れる技を、真さんに伝授してもらっていた。
その技の名は、鬼龍(きりゅう)。
隼人は、「鬼から授かりし、龍の拳。鬼龍!!」と、唱えていた。

< 40 / 97 >

この作品をシェア

pagetop