恋伝鳥!!!
私は翠を尊敬している。
「和樹、どう?今日は…」
「いや、今日も遠慮しとく…」
宮田和樹は、少し離れた所から見守っているだけで、いつも戦わない。
なぜ、戦わないのかは、誰にも分からない。
「じゃあ、タケ。」
「了解っ!姉貴!!」
タケはメガネをかけ、力技を主に使ってくる。
こいつとヒロは、いつも長期戦になる。

サッ サッ・・・シュッ!

お互いに殴ろうとしては、避けて、風をきる音ばかり、聞こえる。
「ぉ、お前やるな…」
「うるせぇよ、メガネじじー!!」
「あぁっ!?」
まったく…この2人は……
いつもこんな感じだ…
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