trumpet×xylophone


もしかして俺の気持ち、言わんでも小浦はわかってるんかなって思うぐらい、わかってくれてた。



まさか、榴哉のお墓参りの事は許してくれるとは思わんかった。


小浦の事、1番に考えられへんかもって言っても、その時はそれでいいやんって。


それで、あの細いけどあったかい体で、包んでくれた。



頼りない俺を見せても、何にも言わずにほんまの俺を知ろうとして‥


あんな優しい心持った人、小浦以外に出会った事ない‥。



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