trumpet×xylophone

でも、やっぱり気にしなければいけない時がきた。



7限目の終わりを告げるチャイムが鳴った。



『はぁー。』



どうしよう…。

気にしてるのは、あたしだけ?


本条はいつもどおり、友達とふざけ合ってる。


あたしやったら、好きな人に告白した後は返事が気になりすぎて、笑ってられへんけどなぁ。


そういうとこ、男って無邪気なんかなぁ。



よしっ。部活行こ。



あたしは決心をして、音楽室に向かった。


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