trumpet×xylophone

『ぁ、あんなぁ…ほんまむっちゃ嬉しいねん。今までコクられた事なかったし。
でも、あたしにとって本条は恋人じゃなくて…もっと……』



本条が音楽室から出て行こうとした。



『待って!!本条っ。』




『ただの友達って言いたいんやろ。』



そう言って、本条は行ってしまった。



違うって…。本条。
あたしにとって本条は、恋人なんかより、もっとあたしが必要としてる人やって言いたかってん…。



言い訳になるかもわからんけど、本条に抱きしめられた時、そう思ってん。


ほんまやねん。

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