trumpet×xylophone
取り返しがつかんことになってもうた。
どうしよう…。
ほんま、『どうしよう』って思ってばっかりや。
うち、本条のこと好きなん?
これって恋?
よう、わからん。
『何があったんか知らんけど、部活にプライベートを持ち込まんようにしぃや。』
璃那先ぱいに言われた。
そうやんな。
でも、本条とあたしの事は、部活なんかよりもっと大事。
もう考えやんとこ。しんどくなるから。
もう、考えやんとこ…。
考えやんとこ…。
何度も心の中で呟いた。