恋のキューピットの願い

北海道にたどり着いた


初めての九州外…さみ～


最初はバスでの移動だ…どこにいるんだろう…


また目で探していた


“あっ…いた…”


バスはすぐに僕から引き離した


今日は１日北海道めぐり！

雪が沢山積もってて子供に戻ったようにはしゃぐ…


“げっ…靴に雪入った…”

そんなこんなで１日はあっという間に過ぎていった


“そろそろﾊﾞｽ戻ろうぜ”


ﾄｲﾚによってﾊﾞｽに行く途中……あっ…


彼女がいた。いつもの仲良しﾒﾝﾊﾞｰと一緒だ。


その中の１人がｼﾞｬｶﾞﾊﾞﾀｰを持っていた…


結構捜したのに…どこにあったんだろう…


“ｼﾞｬｶﾞﾊﾞﾀｰ食いたかったー”


わざと目立つように言う


でも振り向いてはくれなかった…


いよいよ…ﾒｼだー！


たまたま食事の席で左斜め前45度に彼女はいた


これまではかわいいな…としか思っていなかったけど毎日見てると変わってくる


すべての仕草にひかれた…


……初恋


次の日、みんなはｽｷｰだけど指の靭帯切った僕は他の見学の人と観光にいった


帰るのが待ち遠しかった…

また食事の時間…手はいっこうに動かない…目は左斜め45度で固まったまま…


今日は背中がこっちを向いていた。ちょっとｼｮｯｸ…


でもそのまま僕は石のままだった。


三日目…午後はｽｷｰを見学した。


指を怪我した…というかほとんど痛くなかったけど…のですごく暴れ足りなかった


それでもある程度暴れたら石と化して彼女がｽｷｰしてるのをみた…下手くそだ…

最終日…さすがにばれたか…彼女がこっち見て友達となんか言ってる気がする…

その友達は中学のとき塾が一緒でｸﾗｽも一緒だった。


“絶対こっち見てるって！”

“見てないよ～”


そんな会話してそう…


そして福岡に帰った。