大好きな君へ

『春ごめんね…』

あたしが謝ると、春は笑って

「謝んな♪約束だろ?忘れさせてやるって。だけどできなかったんだ…。だから…早く行けって」

そう言って春は、あたしの背中を押してくれた。

あたしは、春の家からでると、一気に春の優しさが蘇った。

春と出会って、あたしは甘えすぎたみたいでした。
甘えてばかりだったから、春を苦しませてばかりだった。
ごめんね…そして、ありがと。

あたしと、春は7月中旬…約3ヶ月近くで別れた。

春…君の甘えがあったから、あたしは…幸せだった。
あたしがいたせいで、たくさん君は傷ついていった。だから、次は春が甘えられる場所を探して。

春の甘えは…あたしには優しすぎました。

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