大好きな君へ
――プレゼントかぁ…何がいいのかな?
今日は、聖斗が夜練だからあたしは、先に帰る事にした。
聖斗は何が好きなんだろ?バスケ系のものは、持ってそうだし…それと言ってないし、服だっての好みはさまざま。
わかんないよ。聖斗の趣味が!
あたしは学校の帰りに、ちょっとした服屋さんに入った。
その中の服をとっても、なんか微妙。
――これは変。あれはなんか地味。
そのお店にはいいものがなくて、違うお店にも行った。
だけど、これと言っていい服は見つからなかった。
そして、諦めていた時にあるお店が目にはいった。
服ではないが、外にかかっている看板に
【Birthdayネックレス】
と書いてあった。
――ネックレス★
あたしは、そのお店に入った。
そして、たくさんのネックレスの中のサンプルから、1つ選んだ。
――これならいいかも♪
気に入ったネックレスを見つけて、あたしはそのネックレスにある言葉を書いてもらって、そのまま買った。
――だけど、あとX'masまで10日くらいだよね?早すぎるかも(笑)
そう思ってあたしは、机の引き出しにプレゼントをいれた。