大好きな君へ

『本当にあたし?』

泣きやんだ後に、あたしはもう一度聖斗に聞いた。
そうしたら、聖斗はあたしの頭をグシャグシャにして

「当たり前だろ★」

安心してあたしは、聖斗の唇にそっとキスをした。

『聖斗が好き』

今まで言えなかった、言葉ばかりが溢れる。

聖斗とずっといたい。そんな想いでいっぱいいっぱいの胸の中。

「俺も好き」

きっと加奈枝たちよりも、周りからはバカップルに見られるんだろうね。あたしたち(笑)

そして、あたし達はX'masに付き合い始めた。


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