大好きな君へ

そうだ、思い出した。
そう思うと公園にいつの間にか、走っていたんだ。

そこには聖斗がよく、ジュース買ってくれた見慣れた、自販機。

そしてあたしと聖斗がよく飲んでいた、ジュースがまだ残っていた。

『あった★』

あたしはジュースを2つ買うと、聖斗のところに走って行った。

『はいっ☆』

「何?もしかして、あの約束覚えてたの?」


約束…

そうあの約束を。

< 9 / 201 >

この作品をシェア

pagetop