り☆birth彼女♪
第16話
「連れて来ましたよ〜!」
僕らはは部屋に入る
「おー!来たわね〜!いらっしゃーい!」
部屋には部長と喜多見先輩
「でも部長…エアコンがあるからってコンピュータ室解放して良いんですか?」
パソコンの授業をするコンピュータ室…部長はそこを解放したんだ…エアコンがあるからって
「いーのよ!許可とってあるし!暑い中飲み食いしたくないでしょ?ほら!ナナ!座って座って」
「あ…はい…」
喜多見先輩がナナちゃんに近寄る
「あらあら…マナミが言う通り本当に可愛らしいわ…人形みたいね♪」
僕は辺りを見回す
「あ、ノブとマイコちゃんは?」
「あー彼らには飲み物買いに行ってもらったのよ…炭酸が無かったし…もー来るんじゃないかしら?」
「炭酸好きですね」
—ガラガラ—
その時、ドアが開く
マイコちゃんが買い物袋を手に持って入って来た
後ろにはノブ
「買って来まし…アヒャ!」
!!!??
いきなり変な声をあげるマイコちゃん
買い物袋を落としてしまい、ペットボトルが転がる
「ちょっとマイコ…どうしたの?敏感過ぎ♪」
「あ…い…いや!しゃっくりですよ…あははは♪」
随分と変わったしゃっくりだな…
「ま、良いわ!皆揃ったし始めるわよ!」
皆、円になる様にテーブルにつく
「そーね…まずは先に自己紹介ね…じゃ、ノブアキ君から時計回りね」
いきなり指名を受けるノブ
「あ、はい…俺は武田ノブアキって言うんだ…レンジとは仲良いんだ!よろしく!」
「…あなたが…レンジの部屋にいやらしい本溜め込んでる人ね」
「え?」
「ちょ!ナナちゃん!」
なんで今言うんだ…
「ノブアキ君、そーいう本は自分で管理なさい?」
喜多見先輩が飲み物のフタを開けながら冷静にノブアキに諭す
「レンジ…!」
恨めしそうに僕を見るノブアキ
「次は私ね…3年の喜多見ランよ…よろしくね♪」
ニッコリとナナちゃんに微笑みかける喜多見先輩
「ちなみに、副部長だから…皆、忘れてるけど」
「副部長だっけ?アンタ」
部長が失礼な事を言う
「そーよ…破天荒な部長を陰ながら支えてるのよ」
やれやれといった感じだ
「あひゃー!そーだったわね〜!んじゃマイコね…ほら自己紹介よ?」
部長がマイコちゃんに声をかける
「あ…はい……私は…えと…北条マイコ…よろしく…」
…?何か元気無いな…マイコちゃん
「で!私が部長で、生徒会長の前田マナミよ…バストはDよ!」
うん、バストは余計だと思う
「生徒会長の権威を振り回し、好き放題やりまくる、が抜けてるわよ?」
喜多見先輩がつぶやく
「ん、それもあるわね♪」
認めてるのか…
「レンジ君はまぁ良いとして…ナナ、あなたも自己紹介お願いね?さぁ皆!新しいメンバーよ!」
「あ…はい…私は桜川ナナです…よろしくお願いします…レンジ…君とは幼馴染です」
自己紹介の緊張なのか、僕に君をつけてるな
「幼馴染…」
マイコちゃんがつぶやく
「ま、良いわ!とりあえず何か飲みましょう!」
そして、懇談の時間になる
「へぇ〜レンジに幼馴染いたんだ〜知らなかったな」
「ん、まぁ僕が言わなかったからね」
「幼馴染ねぇ…フフフ♪」
喜多見先輩が何故か笑う
「幼馴染…か…ずっと昔から…なの?」
マイコちゃんが僕に質問してくる
「うん、そうだよ…しばらくは会ってなかったけど」
「会ってなかった?」
「あ…うん!ナナちゃんは遠い所に行ってたんだ!うん!」
「遠い…所…」
なんだろ…マイコちゃん、虚ろな目をしてる
「あ、マイコちゃんジュース無いね」
僕はマイコちゃんのコップにジュースを注ぐ
「ありがとう…」
マイコちゃんが微笑む
「……レンジ、私にもちょーだい」
ナナちゃんがコップを出してくる
「はいはい…」
「フフフ♪」
「クックック♪」
部長と喜多見先輩が顔を合わせて笑い合う
「…どうしたんですか?先輩達」
ノブが不思議そうに聞いてる
「んー…ノブアキ君にはあんまり関係無いかしら」
チョコをつまみながら喜多見先輩がサラッと言う
「なんすかそれ…」
その後、皆で楽しくお茶をしながらお喋りを楽しんだ
ただ、マイコちゃんの様子が気になったのは僕だけだろうか…
そして、歓迎会が終わる
帰り際部長が皆に
「あ、明後日部活だからね!特に!そこの遅刻魔は絶対に遅刻すんなよ!」
ノブアキが指差されて指摘される
「えへへ♪」
ニヤけるノブ
相変わらずだな…
帰り道
「どうだった?」
「ん…皆良い人ね…アンタの悪友はちょっとキモいけど」
ノブは…別に顔とか変じゃないのに…
変なオーラでもあるのかな
「でも…マイコちゃんだっけ?…なんか…皆に比べたらよそよそしかったわ」
確かに…なんか元気無かったよな…
「んー体調悪かったのかも…普段はもっと元気なんだけど」
「そーかもね…女の子だし…ね…」
「女の子?…だから…え?何で?」
「うっさい!その辺りを聞くんぢゃないわよ!おバカ!デリカシー無いわね!」
……?
なんで怒るんだろ…?
とにかく…部活の皆とも知り合えたわけだし
上手く行くと良いな…ナナちゃん…
僕らはは部屋に入る
「おー!来たわね〜!いらっしゃーい!」
部屋には部長と喜多見先輩
「でも部長…エアコンがあるからってコンピュータ室解放して良いんですか?」
パソコンの授業をするコンピュータ室…部長はそこを解放したんだ…エアコンがあるからって
「いーのよ!許可とってあるし!暑い中飲み食いしたくないでしょ?ほら!ナナ!座って座って」
「あ…はい…」
喜多見先輩がナナちゃんに近寄る
「あらあら…マナミが言う通り本当に可愛らしいわ…人形みたいね♪」
僕は辺りを見回す
「あ、ノブとマイコちゃんは?」
「あー彼らには飲み物買いに行ってもらったのよ…炭酸が無かったし…もー来るんじゃないかしら?」
「炭酸好きですね」
—ガラガラ—
その時、ドアが開く
マイコちゃんが買い物袋を手に持って入って来た
後ろにはノブ
「買って来まし…アヒャ!」
!!!??
いきなり変な声をあげるマイコちゃん
買い物袋を落としてしまい、ペットボトルが転がる
「ちょっとマイコ…どうしたの?敏感過ぎ♪」
「あ…い…いや!しゃっくりですよ…あははは♪」
随分と変わったしゃっくりだな…
「ま、良いわ!皆揃ったし始めるわよ!」
皆、円になる様にテーブルにつく
「そーね…まずは先に自己紹介ね…じゃ、ノブアキ君から時計回りね」
いきなり指名を受けるノブ
「あ、はい…俺は武田ノブアキって言うんだ…レンジとは仲良いんだ!よろしく!」
「…あなたが…レンジの部屋にいやらしい本溜め込んでる人ね」
「え?」
「ちょ!ナナちゃん!」
なんで今言うんだ…
「ノブアキ君、そーいう本は自分で管理なさい?」
喜多見先輩が飲み物のフタを開けながら冷静にノブアキに諭す
「レンジ…!」
恨めしそうに僕を見るノブアキ
「次は私ね…3年の喜多見ランよ…よろしくね♪」
ニッコリとナナちゃんに微笑みかける喜多見先輩
「ちなみに、副部長だから…皆、忘れてるけど」
「副部長だっけ?アンタ」
部長が失礼な事を言う
「そーよ…破天荒な部長を陰ながら支えてるのよ」
やれやれといった感じだ
「あひゃー!そーだったわね〜!んじゃマイコね…ほら自己紹介よ?」
部長がマイコちゃんに声をかける
「あ…はい……私は…えと…北条マイコ…よろしく…」
…?何か元気無いな…マイコちゃん
「で!私が部長で、生徒会長の前田マナミよ…バストはDよ!」
うん、バストは余計だと思う
「生徒会長の権威を振り回し、好き放題やりまくる、が抜けてるわよ?」
喜多見先輩がつぶやく
「ん、それもあるわね♪」
認めてるのか…
「レンジ君はまぁ良いとして…ナナ、あなたも自己紹介お願いね?さぁ皆!新しいメンバーよ!」
「あ…はい…私は桜川ナナです…よろしくお願いします…レンジ…君とは幼馴染です」
自己紹介の緊張なのか、僕に君をつけてるな
「幼馴染…」
マイコちゃんがつぶやく
「ま、良いわ!とりあえず何か飲みましょう!」
そして、懇談の時間になる
「へぇ〜レンジに幼馴染いたんだ〜知らなかったな」
「ん、まぁ僕が言わなかったからね」
「幼馴染ねぇ…フフフ♪」
喜多見先輩が何故か笑う
「幼馴染…か…ずっと昔から…なの?」
マイコちゃんが僕に質問してくる
「うん、そうだよ…しばらくは会ってなかったけど」
「会ってなかった?」
「あ…うん!ナナちゃんは遠い所に行ってたんだ!うん!」
「遠い…所…」
なんだろ…マイコちゃん、虚ろな目をしてる
「あ、マイコちゃんジュース無いね」
僕はマイコちゃんのコップにジュースを注ぐ
「ありがとう…」
マイコちゃんが微笑む
「……レンジ、私にもちょーだい」
ナナちゃんがコップを出してくる
「はいはい…」
「フフフ♪」
「クックック♪」
部長と喜多見先輩が顔を合わせて笑い合う
「…どうしたんですか?先輩達」
ノブが不思議そうに聞いてる
「んー…ノブアキ君にはあんまり関係無いかしら」
チョコをつまみながら喜多見先輩がサラッと言う
「なんすかそれ…」
その後、皆で楽しくお茶をしながらお喋りを楽しんだ
ただ、マイコちゃんの様子が気になったのは僕だけだろうか…
そして、歓迎会が終わる
帰り際部長が皆に
「あ、明後日部活だからね!特に!そこの遅刻魔は絶対に遅刻すんなよ!」
ノブアキが指差されて指摘される
「えへへ♪」
ニヤけるノブ
相変わらずだな…
帰り道
「どうだった?」
「ん…皆良い人ね…アンタの悪友はちょっとキモいけど」
ノブは…別に顔とか変じゃないのに…
変なオーラでもあるのかな
「でも…マイコちゃんだっけ?…なんか…皆に比べたらよそよそしかったわ」
確かに…なんか元気無かったよな…
「んー体調悪かったのかも…普段はもっと元気なんだけど」
「そーかもね…女の子だし…ね…」
「女の子?…だから…え?何で?」
「うっさい!その辺りを聞くんぢゃないわよ!おバカ!デリカシー無いわね!」
……?
なんで怒るんだろ…?
とにかく…部活の皆とも知り合えたわけだし
上手く行くと良いな…ナナちゃん…