り☆birth彼女♪
第49話
「ふーん…」
私は部下の報告を受ける
「えぇ…委員会の…マイコにはクギを刺しておきました」
「そう…ありがと」
「しかし…エリさんも変わってますね」
「ん…?そうかしら?」
「だって、ナナは確かに素質はあります…でも、死神の中ではルーキー…エリさんがそこまで手を焼く必要はあるんですか?」
部下がつまらない質問をする
「まぁ…あの娘には悪い事したからね…」
「悪い事?」
「そ…その罪滅ぼしよ」
「罪滅ぼし…」
部下が長い髪の毛を掻き分ける
「珍しいですね…」
「何が?」
「エリさんが過去の事を…断片的でも話すなんて」
ふむ…確かにおしゃべりが過ぎたかしら
「まぁあなたもそうでしょ?大事な人の為に蘇ったんでしょ?」
「えぇ…あの娘にはホント手を焼かされます…でもやっぱり大切な友達ですから…楽しいです」
「悪いわね…一線を退いたあなたに手間をかけさせて」
「いえいえ…お世話になったエリさんの頼みです…なんなら戦闘もしますよ?」
「…もしかしたら頼むかもしれないわ…」
「了解…じゃあ…私は行きます…あの娘を待たせてるんで」
「仲良いのね」
「親友ですから♪」
ニコッと笑うと部下はこの場を立ち去る
長い髪をなびかせて…
しかし…
ナナと同じ部活に委員会のガキンチョがいたとはね…
でも、ナナにはまだ言うまい…
あの娘にとっては良い試練になるわ
……
強くなりなさい
強くなるには心も体も傷を負わなきゃいけないのよ…
それを跳ね除けて…
強くなりなさい…!
私は部下の報告を受ける
「えぇ…委員会の…マイコにはクギを刺しておきました」
「そう…ありがと」
「しかし…エリさんも変わってますね」
「ん…?そうかしら?」
「だって、ナナは確かに素質はあります…でも、死神の中ではルーキー…エリさんがそこまで手を焼く必要はあるんですか?」
部下がつまらない質問をする
「まぁ…あの娘には悪い事したからね…」
「悪い事?」
「そ…その罪滅ぼしよ」
「罪滅ぼし…」
部下が長い髪の毛を掻き分ける
「珍しいですね…」
「何が?」
「エリさんが過去の事を…断片的でも話すなんて」
ふむ…確かにおしゃべりが過ぎたかしら
「まぁあなたもそうでしょ?大事な人の為に蘇ったんでしょ?」
「えぇ…あの娘にはホント手を焼かされます…でもやっぱり大切な友達ですから…楽しいです」
「悪いわね…一線を退いたあなたに手間をかけさせて」
「いえいえ…お世話になったエリさんの頼みです…なんなら戦闘もしますよ?」
「…もしかしたら頼むかもしれないわ…」
「了解…じゃあ…私は行きます…あの娘を待たせてるんで」
「仲良いのね」
「親友ですから♪」
ニコッと笑うと部下はこの場を立ち去る
長い髪をなびかせて…
しかし…
ナナと同じ部活に委員会のガキンチョがいたとはね…
でも、ナナにはまだ言うまい…
あの娘にとっては良い試練になるわ
……
強くなりなさい
強くなるには心も体も傷を負わなきゃいけないのよ…
それを跳ね除けて…
強くなりなさい…!