り☆birth彼女♪
第52話
—ギャリギャリギャリギャリ!!—
防御したまま押される私
ほ…本当に刀ごと私を叩き斬る気だ!
「くそ!!」
私は刀をスライドさせて横に飛び跳ねる
「シャア!」
間髪入れず真横に野太刀をなぎってくる
「くぅ!!」
—ガキン!—
刀でなんとか弾く
「はぁ…はぁ!!」
「何息切らしてんだい?」
くそ…!涼しい顔をしてる…
あの野太刀の間合い…侮れない…!
迂闊に間合いに入ったらぶった斬られる…!
あんな一撃喰らったら魂がひとたまりもないわ
私達、死神の戦闘は相手の魂を傷つけ合う
魂を傷つけられ、ダメージが一定の量まで達したら…
魂が死ぬ
つまり、存在そのものが消失してしまう事になる
とにかく…あの長い間合いの中、つまり懐に入り込まないと…
「フン…大した事無いねぇ…」
ヤツは余裕の態度で事もあろうかタバコに火を点ける
…今だ!!
私は一気に間合いを詰める
「何!?」
「喰らえぇぇっ!!」
私はヤツを斬りつける
「くっ…!!」
—ギィン!—
すんでの所でガードされる
だけど、私は攻撃の手は緩めない
「まだまだぁっ!!」
私は連続で攻撃を繰り出す
激しい金属音が鳴り響く
「くっ…!速いじゃないか!!あの娘より…!」
「うりゃあぁあ!!」
しかし
「甘いよ!!」
!!
突然、お腹に衝撃が走る
蹴りだ!!
ヤツはガードしながら蹴りを私に見舞う
「ぐぅ…!!」
かなり後方に吹き飛ばされる私
「中々やるね…瞬時に間合いを詰めて来るとはね」
くそ…!
至近距離もヤツは強い…!
どうすればヤツを…
間合いに入らなければ倒せ…
いや…
待てよ…
わざわざあんな危険な間合いに入る必要は無いわ…
そうだわ…!
私はヤツの間合いのギリギリ外を飛び回る
「なんだなんだ?今度は逃げ回る戦法かい?」
言わせておけ…
私は構わずヤツの周りを飛び跳ねる
「ほう…スピードはかなり速いね…さっきもそうだが…あの娘より速いかもしれん」
ヤツは余裕の態度で私が飛び跳ねるのを見物している
気付くな…そのまま見物してろ…
「けど、攻撃をしなきゃ私は倒せないよ?」
しばらく飛び跳ねる私
そして
よし…!!完成だ!
私は地面に刀を突き刺す
「魔法陣!氷結の陣!!」
「何!?」
今まで飛び跳ねていたのは逃げ回っていたわけじゃない
ヤツの周りに魔法陣を形成してたんだ!
ヤツの足元がドンドンと凍りついていく
この魔法陣は相手を氷結させて動きを封じる技だ
魔法陣って難しいから苦手なんだけど…
エリさんに教わったお陰なのか…上手くいったわ!
「くそ!!魔法陣なんて…隊長クラスの技じゃないか!!」
隊長クラスの技なのか…良く知らないけど
ヤツは膝下まで凍りついている
全身までは凍らせられないか…
「くっそ…!!油断した!」
しかし、幸運な事にヤツは野太刀を地面に突き刺していたから野太刀も地面に凍りついている!
「こしゃくな真似を…!」
ヤツは必死に野太刀を引っ張っている
「喰らえ!!」
私は一撃を見舞う為に踏み込む!
「でやぁぁ!!!」
私の刀がヤツの脇腹にモロにヒットする…
が
「ぐぅううっ!!」
「な…!!?」
.
脇腹にヒットしたはずが…
脇腹で止まってしまっている
魂が斬れない!?
「痛いねぇ…!!このクソガキィ!!」
「ぐぁっ!!」
重たいパンチを喰らう私
—バキバキ!—
!!
ヤツが…凍りついていた足を…力任せに…氷を破壊した!?
「ふん…魂を一点集中させて硬化させたのさ…痛いけどね」
なんつーバケモノ…!
「しかし…まさか魔法陣を使用するとはね…隊長クラスと同等か」
ヤツは野太刀を手に持つ
「なら…私も遠慮はしないよ?」
ヤツは野太刀を野球のバットの様に構える
しかし私は間合いの外…
攻撃をされても当たらないはず
「喰らええ!!ッラァ!!」
ヤツが野太刀をフルスイングする
その瞬間
身体にものすごい衝撃が!!
「ぐあぁっ!!」
な…何なの!?
まさか…飛び道具!!
見えない衝撃波みたいのを飛ばしたって言うの!?
モロにヒットした私はまた後方に吹き飛ばされ倒れ込む
「うぐ…!な…なんて破壊力なの…!」
「どうだい…?魂を傷付けられた感想は?」
ヤツは私を見下ろし、野太刀を構える
マズい…
モロにヒットして身体が動かない…
「本当はアイツに取っておいてやろうと思ったが…気が変わった…お前を野放しにしておくには危険過ぎる」
アイツ…
誰の事か分からないけど…
万事休すだ…!!
防御したまま押される私
ほ…本当に刀ごと私を叩き斬る気だ!
「くそ!!」
私は刀をスライドさせて横に飛び跳ねる
「シャア!」
間髪入れず真横に野太刀をなぎってくる
「くぅ!!」
—ガキン!—
刀でなんとか弾く
「はぁ…はぁ!!」
「何息切らしてんだい?」
くそ…!涼しい顔をしてる…
あの野太刀の間合い…侮れない…!
迂闊に間合いに入ったらぶった斬られる…!
あんな一撃喰らったら魂がひとたまりもないわ
私達、死神の戦闘は相手の魂を傷つけ合う
魂を傷つけられ、ダメージが一定の量まで達したら…
魂が死ぬ
つまり、存在そのものが消失してしまう事になる
とにかく…あの長い間合いの中、つまり懐に入り込まないと…
「フン…大した事無いねぇ…」
ヤツは余裕の態度で事もあろうかタバコに火を点ける
…今だ!!
私は一気に間合いを詰める
「何!?」
「喰らえぇぇっ!!」
私はヤツを斬りつける
「くっ…!!」
—ギィン!—
すんでの所でガードされる
だけど、私は攻撃の手は緩めない
「まだまだぁっ!!」
私は連続で攻撃を繰り出す
激しい金属音が鳴り響く
「くっ…!速いじゃないか!!あの娘より…!」
「うりゃあぁあ!!」
しかし
「甘いよ!!」
!!
突然、お腹に衝撃が走る
蹴りだ!!
ヤツはガードしながら蹴りを私に見舞う
「ぐぅ…!!」
かなり後方に吹き飛ばされる私
「中々やるね…瞬時に間合いを詰めて来るとはね」
くそ…!
至近距離もヤツは強い…!
どうすればヤツを…
間合いに入らなければ倒せ…
いや…
待てよ…
わざわざあんな危険な間合いに入る必要は無いわ…
そうだわ…!
私はヤツの間合いのギリギリ外を飛び回る
「なんだなんだ?今度は逃げ回る戦法かい?」
言わせておけ…
私は構わずヤツの周りを飛び跳ねる
「ほう…スピードはかなり速いね…さっきもそうだが…あの娘より速いかもしれん」
ヤツは余裕の態度で私が飛び跳ねるのを見物している
気付くな…そのまま見物してろ…
「けど、攻撃をしなきゃ私は倒せないよ?」
しばらく飛び跳ねる私
そして
よし…!!完成だ!
私は地面に刀を突き刺す
「魔法陣!氷結の陣!!」
「何!?」
今まで飛び跳ねていたのは逃げ回っていたわけじゃない
ヤツの周りに魔法陣を形成してたんだ!
ヤツの足元がドンドンと凍りついていく
この魔法陣は相手を氷結させて動きを封じる技だ
魔法陣って難しいから苦手なんだけど…
エリさんに教わったお陰なのか…上手くいったわ!
「くそ!!魔法陣なんて…隊長クラスの技じゃないか!!」
隊長クラスの技なのか…良く知らないけど
ヤツは膝下まで凍りついている
全身までは凍らせられないか…
「くっそ…!!油断した!」
しかし、幸運な事にヤツは野太刀を地面に突き刺していたから野太刀も地面に凍りついている!
「こしゃくな真似を…!」
ヤツは必死に野太刀を引っ張っている
「喰らえ!!」
私は一撃を見舞う為に踏み込む!
「でやぁぁ!!!」
私の刀がヤツの脇腹にモロにヒットする…
が
「ぐぅううっ!!」
「な…!!?」
.
脇腹にヒットしたはずが…
脇腹で止まってしまっている
魂が斬れない!?
「痛いねぇ…!!このクソガキィ!!」
「ぐぁっ!!」
重たいパンチを喰らう私
—バキバキ!—
!!
ヤツが…凍りついていた足を…力任せに…氷を破壊した!?
「ふん…魂を一点集中させて硬化させたのさ…痛いけどね」
なんつーバケモノ…!
「しかし…まさか魔法陣を使用するとはね…隊長クラスと同等か」
ヤツは野太刀を手に持つ
「なら…私も遠慮はしないよ?」
ヤツは野太刀を野球のバットの様に構える
しかし私は間合いの外…
攻撃をされても当たらないはず
「喰らええ!!ッラァ!!」
ヤツが野太刀をフルスイングする
その瞬間
身体にものすごい衝撃が!!
「ぐあぁっ!!」
な…何なの!?
まさか…飛び道具!!
見えない衝撃波みたいのを飛ばしたって言うの!?
モロにヒットした私はまた後方に吹き飛ばされ倒れ込む
「うぐ…!な…なんて破壊力なの…!」
「どうだい…?魂を傷付けられた感想は?」
ヤツは私を見下ろし、野太刀を構える
マズい…
モロにヒットして身体が動かない…
「本当はアイツに取っておいてやろうと思ったが…気が変わった…お前を野放しにしておくには危険過ぎる」
アイツ…
誰の事か分からないけど…
万事休すだ…!!