り☆birth彼女♪
第64話
ち…ちょっと待って…!?
おた…お互いって…
まさか…
れ…レンジ…
まさか!?
いや…でも…
アイツ…好きな人いるって…
「君達ね、両思いなのよ?」
「い、いや…やだな…どーしてそういう事…冗談でもタチが悪い…よ…」
「………」
ポカンと口を開けて私を見るマコちゃん
あ…呆れてる?
「いや、だってさ、アイツ…好きな人いるって言ったし…」
「だーかーらー!それが!ナナちゃん!君なのよ!」
「う…ウソ…!」
「ウソじゃないっての!!」
マコちゃんはイスに座り直す
「確か、君らが小学校3年くらいだったかしら?おんなじ時期に、僕はナナちゃんが好き、私はレンジが好きって相談されたの」
「え…そーなの…?」
「そー!まぁ私はいずれはそーなるんじゃないかなぁ〜って睨んでたんだけどね」
「え…あ…いや…ウソ…!」
「だからウソじゃないっての!…最初は君達がお互いに好きなんて素敵な話だと思ったし、応援してたわ?」
「ちょ…じゃ、何で教えてくれなかったの!?」
そうだ
マコちゃんが教えてくれてたなら話は早かったのに…
「私が教えたらつまんないじゃんよ?レンジ君かナナちゃん、どちらかが想いを伝えた方が素敵でしょ?」
「…いや…まぁそうだけど…」
「最初は応援しつつ、面白かったわ…お互い好きなクセに、フンフン悩んでるのがね」
…面白かったって…ヒデェ…
「だけどもー限界だったわ…お互い、バカじゃないの!?」
バカって…
いや…でも…
レンジ…!
「こないだもね、ナナちゃんの事を相談されたのよ…どーにも告白する勇気が出ないってね」
「そ、そうなんだ…」
「うん、だから相談に乗ってあげたわけ」
レンジが……
レンジも…
私の事…!
「いや…えと!どーしよ…!!ウヒャー☆」
「ったく…結局私が言っちゃったじゃないの…ツマンネ!!」
「レンジが…!アヒャー☆♪」
どどど、どーしよ!!
「あー後、奇声あげて喜んでっとこ悪いけど、私、酷い目に遭ったから」
「え?酷い目?」
「レンジ君に上着捲られて、パンツ脱がされそうになった」
「……Why?」
「つまり、犯されそうになった」
「は…はぁ?え?ちょ…意味分かんないよ!」
な…何なの!?
「いやー、レンジ君をからかってさ、元気にしてやろーかと思ったらチンコ元気になったわけ」
「チン…ちょ…何をしたのよ!?」
「ケツでチンコグリグリした♪」
な!何をーー!!
「いや、冗談だったんだけどね…ほら、レンジ君あの性格じゃん?まさか本気になっちゃうとは思わなくてね〜」
「な…横取りしないでよ!」
「おーおー!もう彼女気取りですか?」
「ムキーー!!」
でも、マコちゃんは真面目な顔になる
「とにかく…その様子がおかしいってのも、ナナちゃんに告白するタイミング伺ってたんじゃないの?」
「あ…あ〜確かに…」
2人きりと時ばっかり様子が変だったもんな
「レンジ君、今もモヤモヤしてると思うわ…だから…ね?ナナちゃんが楽にしてあげて?」
「…うん!!」
「ほら!さっさと家に帰ってさ、ナナちゃんからキメてきな!?」
「うん…!ありがと…マコちゃん…!」
私はマコちゃんの家から走り出す
…待てよ…
そーだ!アイツが私の事好きなら、もう問題無い訳だし…
なんかお菓子買ってこ!
まぁ、近くにあるのはコンビニだけど
ケーキなんかお祝いらしくて良いわよね♪
私はコンビニに足を向ける
だけど
その判断が
この先の行く末を狂わせる事になる
私は…
ありえない光景を目の当たりにする事になる
おた…お互いって…
まさか…
れ…レンジ…
まさか!?
いや…でも…
アイツ…好きな人いるって…
「君達ね、両思いなのよ?」
「い、いや…やだな…どーしてそういう事…冗談でもタチが悪い…よ…」
「………」
ポカンと口を開けて私を見るマコちゃん
あ…呆れてる?
「いや、だってさ、アイツ…好きな人いるって言ったし…」
「だーかーらー!それが!ナナちゃん!君なのよ!」
「う…ウソ…!」
「ウソじゃないっての!!」
マコちゃんはイスに座り直す
「確か、君らが小学校3年くらいだったかしら?おんなじ時期に、僕はナナちゃんが好き、私はレンジが好きって相談されたの」
「え…そーなの…?」
「そー!まぁ私はいずれはそーなるんじゃないかなぁ〜って睨んでたんだけどね」
「え…あ…いや…ウソ…!」
「だからウソじゃないっての!…最初は君達がお互いに好きなんて素敵な話だと思ったし、応援してたわ?」
「ちょ…じゃ、何で教えてくれなかったの!?」
そうだ
マコちゃんが教えてくれてたなら話は早かったのに…
「私が教えたらつまんないじゃんよ?レンジ君かナナちゃん、どちらかが想いを伝えた方が素敵でしょ?」
「…いや…まぁそうだけど…」
「最初は応援しつつ、面白かったわ…お互い好きなクセに、フンフン悩んでるのがね」
…面白かったって…ヒデェ…
「だけどもー限界だったわ…お互い、バカじゃないの!?」
バカって…
いや…でも…
レンジ…!
「こないだもね、ナナちゃんの事を相談されたのよ…どーにも告白する勇気が出ないってね」
「そ、そうなんだ…」
「うん、だから相談に乗ってあげたわけ」
レンジが……
レンジも…
私の事…!
「いや…えと!どーしよ…!!ウヒャー☆」
「ったく…結局私が言っちゃったじゃないの…ツマンネ!!」
「レンジが…!アヒャー☆♪」
どどど、どーしよ!!
「あー後、奇声あげて喜んでっとこ悪いけど、私、酷い目に遭ったから」
「え?酷い目?」
「レンジ君に上着捲られて、パンツ脱がされそうになった」
「……Why?」
「つまり、犯されそうになった」
「は…はぁ?え?ちょ…意味分かんないよ!」
な…何なの!?
「いやー、レンジ君をからかってさ、元気にしてやろーかと思ったらチンコ元気になったわけ」
「チン…ちょ…何をしたのよ!?」
「ケツでチンコグリグリした♪」
な!何をーー!!
「いや、冗談だったんだけどね…ほら、レンジ君あの性格じゃん?まさか本気になっちゃうとは思わなくてね〜」
「な…横取りしないでよ!」
「おーおー!もう彼女気取りですか?」
「ムキーー!!」
でも、マコちゃんは真面目な顔になる
「とにかく…その様子がおかしいってのも、ナナちゃんに告白するタイミング伺ってたんじゃないの?」
「あ…あ〜確かに…」
2人きりと時ばっかり様子が変だったもんな
「レンジ君、今もモヤモヤしてると思うわ…だから…ね?ナナちゃんが楽にしてあげて?」
「…うん!!」
「ほら!さっさと家に帰ってさ、ナナちゃんからキメてきな!?」
「うん…!ありがと…マコちゃん…!」
私はマコちゃんの家から走り出す
…待てよ…
そーだ!アイツが私の事好きなら、もう問題無い訳だし…
なんかお菓子買ってこ!
まぁ、近くにあるのはコンビニだけど
ケーキなんかお祝いらしくて良いわよね♪
私はコンビニに足を向ける
だけど
その判断が
この先の行く末を狂わせる事になる
私は…
ありえない光景を目の当たりにする事になる