り☆birth彼女♪
第66話
「………」
私達の側に寄る小さな人影
「な…ナナちゃん!!」
なんと、私達の側に寄って来たのは
ナナちゃんだった
これって…
チャンスだわ!!
「白昼堂々抱き合って何やってんのよ?」
「い、いや!こ、これは!!」
レンジ君は慌てだす
「そっかそっか♪良かったじゃん!」
…?
「レンジが好きな人ってマイコちゃんだったのね!」
「へ…いや!これはその!!」
「いや〜薄々気付いてはいたんだけどさ!そーかそーか!」
何だ?
えらく普通の反応…
「いやー!良かったわ!幼馴染みが恋人出来てさぁ〜!」
「いや!ナナちゃん!これは違…!」
「ありがとう♪」
私はナナちゃんにお礼する
何を感違いしてるか分からないけど、これは好都合だわ!
「いや!これは仮であって!」
「仮?何ワケ分かんない事言ってんのよ!照れてんじゃねーっつーの!」
「ウフフ♪ありがとう!」
私は更にレンジ君に強く抱きつく
「おーおー♪私は邪魔だよねぇ…♪………邪魔…だよね…!」
…?心無しか、声が震えだしたわ
「じ…じゃあね!私、用事あるから!!」
ナナちゃんは足早に私達の元から去る
「ちょ!ナナちゃん!待って!」
レンジ君の声、聞こえてるはずなのにナナちゃんは振り向かないで行ってしまう
…どうやら…
あれは演技…
腹の中じゃ、よっぽどショックだったんだわ♪
最後、声が震えてたし♪
「ちょ!離して…!!」
「あら?ナナちゃんは用事あるって言ってたじゃん?別に良いじゃない?」
行かすもんか!!
仮だろうとなんだろうと、今は私の彼氏なんだ!
…他の女の所なんかに行かすか!!!!
「レンジ君?」
「な…何?」
「仮だろうとなんだろうと…今は私の彼氏でしょ?………頷いたよね?」
「……!!」
レンジ君の動きが止まる
「……私を裏切るの?」
「い…いや!そーいう事じゃなくて…」
「とにかく…!せっかく付き合ったんだしさ!どっかでお茶しよ?…デートだよ♪」
「…あ…いや…う…うん…」
ふふふ…♪
なんて幸運なの…!
こんなに事が上手くいくなんて♪
私達の側に寄る小さな人影
「な…ナナちゃん!!」
なんと、私達の側に寄って来たのは
ナナちゃんだった
これって…
チャンスだわ!!
「白昼堂々抱き合って何やってんのよ?」
「い、いや!こ、これは!!」
レンジ君は慌てだす
「そっかそっか♪良かったじゃん!」
…?
「レンジが好きな人ってマイコちゃんだったのね!」
「へ…いや!これはその!!」
「いや〜薄々気付いてはいたんだけどさ!そーかそーか!」
何だ?
えらく普通の反応…
「いやー!良かったわ!幼馴染みが恋人出来てさぁ〜!」
「いや!ナナちゃん!これは違…!」
「ありがとう♪」
私はナナちゃんにお礼する
何を感違いしてるか分からないけど、これは好都合だわ!
「いや!これは仮であって!」
「仮?何ワケ分かんない事言ってんのよ!照れてんじゃねーっつーの!」
「ウフフ♪ありがとう!」
私は更にレンジ君に強く抱きつく
「おーおー♪私は邪魔だよねぇ…♪………邪魔…だよね…!」
…?心無しか、声が震えだしたわ
「じ…じゃあね!私、用事あるから!!」
ナナちゃんは足早に私達の元から去る
「ちょ!ナナちゃん!待って!」
レンジ君の声、聞こえてるはずなのにナナちゃんは振り向かないで行ってしまう
…どうやら…
あれは演技…
腹の中じゃ、よっぽどショックだったんだわ♪
最後、声が震えてたし♪
「ちょ!離して…!!」
「あら?ナナちゃんは用事あるって言ってたじゃん?別に良いじゃない?」
行かすもんか!!
仮だろうとなんだろうと、今は私の彼氏なんだ!
…他の女の所なんかに行かすか!!!!
「レンジ君?」
「な…何?」
「仮だろうとなんだろうと…今は私の彼氏でしょ?………頷いたよね?」
「……!!」
レンジ君の動きが止まる
「……私を裏切るの?」
「い…いや!そーいう事じゃなくて…」
「とにかく…!せっかく付き合ったんだしさ!どっかでお茶しよ?…デートだよ♪」
「…あ…いや…う…うん…」
ふふふ…♪
なんて幸運なの…!
こんなに事が上手くいくなんて♪