り☆birth彼女♪
第78話
しばらく私が膝枕をして休んだレンジ
そして、マイコちゃんに盛られたらしい薬も体内から抜けたらしく、2人で手を繋いで家に帰る
「…?ナナちゃん、その袋何?」
レンジは私の手に持つ袋を指差す
「ん?あぁ…ケーキよ」
「ケーキ?なんでまた」
「いやさ、アンタと私が両思いってマコちゃんから聞いてさ…ぶっちゃけ、お祝い的な感じで買ったのよ」
「そうなんだ…」
「で、帰り道にアンタが別の女の子と抱き合ってるシーンを見たわけ」
「ショックだった?」
「アンタね、当たり前でしょ?大体、私の事好きはだったならなんで黙って抱きつかれんのよ?」
「いや、女の子を突き飛ばす訳にいかないよ…」
まぁレンジの性格ならそうだろうな
だけど、今日から恋人になったし、クギを刺しとかないとな
「フン…まぁ今回は不可効力だからいーけど…浮気したら分かってるわよね?」
「しないって…」
しないとは思うけど、レンジは押しに弱いからなぁ…
心配だわ…
「…でもさ…さっき、マイコちゃんを突き飛ばしちゃったんだ…」
「え?マジで…?アンタが珍しいわね…」
「うん…薬を盛ったりまでして迫ってきたからさ…さすがに頭にきちゃってさ…」
珍しいわ…
レンジが怒るなんて…
「…多分、部活にも影響は出てくると思う」
「そうね…」
「まぁ、部長にも相談してみるよ…あ、そのケーキ食べようよ?」
「いや、家に帰ってからでも…」
「いや、僕お腹空いたし…ほら、家の近くにある公園あるじゃん?そこでさ♪」
「ま…まぁ良いけど…」
そして、私達は自宅から近い公園のベンチに座る
「うわ!グッチャグチャ…持ったまま走ったからなぁ…」
「ホントだ…まぁ味は変わらないし…ほら、スプーン貸して?」
ケーキっつってもコンビニで買った品物だからプラスチックのスプーンが付いてる
「ほら♪アーン!」
レンジがケーキをスプーンにすくって私の口元に近づけてくる
「えぇ!?ちょ!アンタそーいうキャラだっけ?」
「早く食べないと鼻に入れちゃうよ?」
「うぅ…あ…アーン…」
私はケーキを口に入れる
「どう?」
「へへ…甘ーい…♪んじゃ、今度は私ね♪」
今度は私がレンジの口にケーキを入れる
パクッと食べるレンジ
「んにゃ!指まで食べるな!!」
「いーじゃん?さっきキスしたんだし」
まぁ…悪くはないかな…
へへへへ♪
しかし…レンジってば恋人になってからやたら積極的だな…
意外にナンパなヤツかも
やっぱり、浮気には気をつけないと…
そして、私達はケーキを食べ終わる
「あ、これから付き合うにあたって1つ約束をして」
「え…何?」
は…恥かしいけど…
「ま、毎日1回はキスして…」
「え…いや…それは…良いけど…」
「よろしい!!」
こーでもしとかないと…
ひとまずは浮気防止に
それに…回数こなしてキスは上手くならないとな…
「チュ♪」
「ん!」
い、いきなりレンジが…キスしてきた!
ーカランー
私は食べ終わったケーキの容器を落としてしまう
…ケーキの甘い香りのキス
と…とろけちゃいそう…
あぁ…
結構、私…
早い段階でレンジに体を許しちゃうかも…
私って…
イケナイ女の子かも
「っぷは!いきなりキスはズルいわよ…!」
「だって、キスしろって」
「アンタ、結構積極的よね…」
「まぁ、付き合ってしまえばなんか積極的になれるんだよね…不思議♪」
「ま、まぁ良いけどさ…」
なんか…今まで悩んでたのがバカらしくなってしまった
こんなに幸せな時間…
あったんだ…
生き返って良かった…
そう思える
この思いが…
長く続くと良いな……
ううん…
長く…続けなきゃ…!!
そして、マイコちゃんに盛られたらしい薬も体内から抜けたらしく、2人で手を繋いで家に帰る
「…?ナナちゃん、その袋何?」
レンジは私の手に持つ袋を指差す
「ん?あぁ…ケーキよ」
「ケーキ?なんでまた」
「いやさ、アンタと私が両思いってマコちゃんから聞いてさ…ぶっちゃけ、お祝い的な感じで買ったのよ」
「そうなんだ…」
「で、帰り道にアンタが別の女の子と抱き合ってるシーンを見たわけ」
「ショックだった?」
「アンタね、当たり前でしょ?大体、私の事好きはだったならなんで黙って抱きつかれんのよ?」
「いや、女の子を突き飛ばす訳にいかないよ…」
まぁレンジの性格ならそうだろうな
だけど、今日から恋人になったし、クギを刺しとかないとな
「フン…まぁ今回は不可効力だからいーけど…浮気したら分かってるわよね?」
「しないって…」
しないとは思うけど、レンジは押しに弱いからなぁ…
心配だわ…
「…でもさ…さっき、マイコちゃんを突き飛ばしちゃったんだ…」
「え?マジで…?アンタが珍しいわね…」
「うん…薬を盛ったりまでして迫ってきたからさ…さすがに頭にきちゃってさ…」
珍しいわ…
レンジが怒るなんて…
「…多分、部活にも影響は出てくると思う」
「そうね…」
「まぁ、部長にも相談してみるよ…あ、そのケーキ食べようよ?」
「いや、家に帰ってからでも…」
「いや、僕お腹空いたし…ほら、家の近くにある公園あるじゃん?そこでさ♪」
「ま…まぁ良いけど…」
そして、私達は自宅から近い公園のベンチに座る
「うわ!グッチャグチャ…持ったまま走ったからなぁ…」
「ホントだ…まぁ味は変わらないし…ほら、スプーン貸して?」
ケーキっつってもコンビニで買った品物だからプラスチックのスプーンが付いてる
「ほら♪アーン!」
レンジがケーキをスプーンにすくって私の口元に近づけてくる
「えぇ!?ちょ!アンタそーいうキャラだっけ?」
「早く食べないと鼻に入れちゃうよ?」
「うぅ…あ…アーン…」
私はケーキを口に入れる
「どう?」
「へへ…甘ーい…♪んじゃ、今度は私ね♪」
今度は私がレンジの口にケーキを入れる
パクッと食べるレンジ
「んにゃ!指まで食べるな!!」
「いーじゃん?さっきキスしたんだし」
まぁ…悪くはないかな…
へへへへ♪
しかし…レンジってば恋人になってからやたら積極的だな…
意外にナンパなヤツかも
やっぱり、浮気には気をつけないと…
そして、私達はケーキを食べ終わる
「あ、これから付き合うにあたって1つ約束をして」
「え…何?」
は…恥かしいけど…
「ま、毎日1回はキスして…」
「え…いや…それは…良いけど…」
「よろしい!!」
こーでもしとかないと…
ひとまずは浮気防止に
それに…回数こなしてキスは上手くならないとな…
「チュ♪」
「ん!」
い、いきなりレンジが…キスしてきた!
ーカランー
私は食べ終わったケーキの容器を落としてしまう
…ケーキの甘い香りのキス
と…とろけちゃいそう…
あぁ…
結構、私…
早い段階でレンジに体を許しちゃうかも…
私って…
イケナイ女の子かも
「っぷは!いきなりキスはズルいわよ…!」
「だって、キスしろって」
「アンタ、結構積極的よね…」
「まぁ、付き合ってしまえばなんか積極的になれるんだよね…不思議♪」
「ま、まぁ良いけどさ…」
なんか…今まで悩んでたのがバカらしくなってしまった
こんなに幸せな時間…
あったんだ…
生き返って良かった…
そう思える
この思いが…
長く続くと良いな……
ううん…
長く…続けなきゃ…!!