大好きな君

裕Shide

俺、横山 裕。
どこにでもいる普通の17歳。
何で高2って答えないかって?
それは、1年で中退してるから。

まぁ、そんな事はどーでもいいんだけど。
今、俺には気になっている女がいる。
それは、祭りで初めて知り合った
新川 綾っていう、女。

祭りでは、夜だったから顔は見えなかったけど、面白い感じの人だったくらいだった。
でも、今、図書館の裏で集まって遊んでるが、初めて顔見て、かわいいなぁって思った。

見た目は、頭良さそうな感じで、でも、
バカで、倖に読んでた本を高いところに
置かれて身長低いから届いてなくて、ぴょんぴょんしてる感じが妹っぽいというか、ほっとけない感じでかわいい。

下心が全くないって訳ではないけど、恋愛
というより、ただ興味がある感じ。

「もぉ、ほんとっ、届かないっ!!」
未だに、跳び続けてて面白い。

「倖、取ってやれよー笑」
「だって、横山、あれ、面白いよ?笑」

とか言ってたら、新川 綾と同級の
的打 大雅が「よっ」っと言って取って渡してる。

なんか、綾に優しいよな大雅。
って、こんな事考えてたら本当に好きみたいじゃねーかよ…。

本を返してもらった新川 綾は読み始め
難しい漢字など、倖と俺に問題を出してきた。
そして、たまにエロい単語を見つけては
飯田に報告して笑ったりしてる。

真面目そうかと思ったけど、かなり変態
だな笑




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