【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
家の中にいる組員さんたちが次々に八重さんの部屋の前で
一度お辞儀をしてから
「おはようございます。」と挨拶をして名前と今日の持ち場や仕事先を言ってまたお辞儀をすると奥へと入っていく。
おそらく先代や組長たちにも同じ事をしているのであろう。
八重さんの声がすると襖をあけて中へ入る人
あける事なくお辞儀をして去っていく人といろいろだ。
襖が開いても開かなくても礼をつくしている姿が私は素敵に思えた。