【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
一日中、手を繋ぎ、腕をからめ
横を向けば隼がいて、幸せな時間だった。
帰る前の日だけは、隼にお願いして4人で沖縄料理の店で食事をした。
三浦さんも高野さんも、何度もお2人でって言ってきたけれど
もう明日帰るんだから一緒に思いで作りましょうってお誘いした。
三浦さんと高野さんの姿がなかったら
極道なんて忘れてしまいそうだった。
そんな楽しかった思い出を隼といろいろ話した。
極道であるとかないとかそんな事よりも
夫婦になったということが嬉しい旅行だった。
一緒に生きていくという事が嬉しかった。
ずっと平和でずっと幸せな毎日が送れる。
そんな勘違いをしてしまいそうなほど幸せな時間だった。