【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
「いたいた、奥野が結衣ちゃんいないって落ち着かんのよ。」
八重さん達も笑いながら歩いてきて
「結衣姐さん、今日の若は一段と立派でしたよ。」
「隼はいつも立派だもの。」
「そら失礼しました。」
あはははは
組長さんたちと小百合さんは響さんと由香里さんの元へ
若頭は隼の前へ
私の前は植木さん奥野さんそして五郎ちゃんに遠山さん。
隣には八重さんが座っていてとっても楽しい。
「今日はみんな揃ってとっても楽しい。」
私が笑うと
「結衣さん、この日が迎えられてわしらも感慨深いんでごぜぇやす。」
植木さんの言葉にみんなが静かに頷いた。
「私にとってもたくさんの出会いがあっていろいろ勉強させていただきました。もう貴重過ぎる体験ばかり。ウフフフ。」
「うちらにとっても貴重な体験やったで。」
「ほんまそうですわ。」
「そうでごぜぇやすね。」
「あぁ。」
「まぁ…この4人がこんな優しい顔するなんてお天とうさんもびっくりされとるわ。」
「いやいや、今日のテレビはみんな極道でしたから…。バッチリ怖かった。」
「あはははは。」