【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
由香里さんも玄関へ来ていて
「結衣、気をつけて。」
「はい。」
「植木、三浦、結衣に傷のひとつもつけるんじゃないよ。」
「へい。」
「必ずお守りいたしやす。姐さんもしっかりと家の事頼みやすよ。」
「えぇ。」
私達は神田さんの運転する車に乗った。
今日は植木さんが隣に座ってくれた。
車の中では誰も何も話さず
私も目を閉じて東京駅につくのを待った。