夏まつり<めっちゃ短編>



「ま・・・まって!!」



私がそう叫ぶと、おなたはゆっくりと


振り返った。



けれども、その人はあなたではなくて、


赤の他人だったの。








一緒にやった、金魚すくい。



私が欲しかった、人形にあたらなくて、


あなたは


何回も射的をやってくれたよね。




花火が咲くのと同時に、


誰もイナイところで、キスもした。
















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