朝鮮王朝時代の用語解説集

三医司・内医院・典医監・恵民署


◇三医司(サミサ)
内医院・典医監・恵民署の総称。



◇内医院(ネイウォン)
王や王室の医療を担当する官庁。

・御医(オイ)
王の主治医。正三品堂上官に相当。
ドラマでは1人しか出てきませんが、恐らく2・3人はいたと思われます。


・首医(スイ)
三医司に属する医官の中での長。
恐らく正三品堂上官に相当。
馬医ではコ・ジュマン師匠、ユン・テジュの父親がその座に就いていました。
馬医では現在イ・ミョンファンがその地位にいます。



◇典医監(チョニガム)
薬剤の調達や、医学の教育等を担当した官庁。



◇恵民署(ヘーミンソ)
庶民の為の医療を担当する官庁。


正一品の都提調(トチェジョ)、従一品の提調(チェジョ)、正二品の副提調(プチェジョ)は、主要官庁に置かれた名目上の最高責任者です。内医院・典医監・恵民署もそれに相当します。
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