「お前がloveの方で好きだ」

「そんなの、龍に借りればいいじゃない。
 龍~!!」

そう言って結さんは、
日陰で休んでいる龍さんに向かって叫んだ。

「なに~!!」

「サーフボード!」

「が、どうした?」

「貸して~!」

「え?結、出来るっけ…?」

「あはは!わたしじゃなくて隼人くん!
 出来るんだって!」

「ああ~、ビックリしたわ(笑)
 いいよ~」

そう言って、こっちに向かってくる。

「はい」

「あ…ありがとうございます」

「あれ、
 なんでいきなり敬語になってんだよ(笑)」
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