「お前がloveの方で好きだ」

「ここ座って!」

そういって結さんがポンポンとバイクの後ろを叩いた。

「はーい♪」

「よーし、じゃあ行くよ~!
 凛ちゃん、しっかり捕まっててね~」


ーーーブブン、ブンブンブン


結さんいかつい!!

…カッコいい!!


そうしてあっという間に
遠くにいってしまった。


「やべぇ…あれちょー乗りてぇ」

隼人が目を輝かせながら言った。

「まぁ、まてまて。
 最初は女子に譲ってやれ」

龍さんが隼人の肩を叩きながら言った。


そして、10分後。

「あ~、めっちゃ楽しかった~!!」

凛ちゃん達が帰ってきた。

「うふふ。楽しかったっしょ?」

「うん!もう最高!」

「次はめいちゃん乗る?」

……どうしよう。
でも凛ちゃんも楽しいって言ってるし、
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