「お前がloveの方で好きだ」

「うん。乗る!」

「よし、ここ乗りな」


ーーーーブブン、ブンブン…

「めいちゃん、しっかりわたしの腰に
 手を回さなきゃ振り落とされちゃうよ?」

え///

腰に手を?

なんか緊張する。


しかし、そんな緊張は10分後には
吹っ飛んでいた。


「ヒャッホーウ!!」

「キャアアア~!!」


……

「めい…大丈夫…?」

地獄のバイクから帰ってきた私に
声をかける凛ちゃん。


「だ…だだだぁ、大丈夫…」

滅茶苦茶怖かった。
70キロってなに?

なんで結さんあんなにスピードをあげたの?

70…?

死ぬかと思った…
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