「お前がloveの方で好きだ」


「次俺ら、乗っていい?」

「いいよ~。
 でも、龍と一緒じゃなきゃダメよ?
 まだ中2なんだから♪Ok?」

「Ok!」

その後、私が日陰で倒れているとき、
男子達はとても楽しそうだった。らしい。

「ヒャーーーーーーッホーーーーーウ!!!」


ーーーーー


「あ~!!めっちゃ楽しいわ、これ」

「もう、結局、雅也と隼人くんだけで
 乗っちゃったじゃない」

「ごめん、姉貴。
 でも無事だったろ?」

「ダメって私が決めた訳じゃないし…
 いっか~!!」

私が生き返ってきたときには
もう男子達は遊びつきたらしい。

「で?あんたら最高何キロ出してきたの?」

「何キロだっけ?雅也」

「90じゃね?」

「90…?
 あんたらほんと…ハァ」

結さんがおでこを手で押さえてため息をついているのが面白くて、笑ってしまった。
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