「お前がloveの方で好きだ」


「あははは、そんなにおいしいの?」

「そうなんだよ!飛びっきり!」

席替えから数日たち、
森川くんともよく話すようになった。

「そっか~。私、中華料理とか
 あまり好きじゃなかったけど、
 なんか…食べたくなってきちゃった!」

「うん!うまいよ~
 肉がさ、こう…ステーキと違って
 めっちゃプッルプッルでさ」

「あああああ!!
 やめてぇ!お腹がすいちゃう!」

ぎゅるるる。

え…
今のまさか私?

はずかし~い。

「ごめん。今の俺」

え?森川くん?

< 27 / 324 >

この作品をシェア

pagetop