「お前がloveの方で好きだ」


「あれ…うち、なんか言った?」

ベンチに向かうところから記憶がない。
いや…ないというより、入れていない。

「ううん。ずっとうつむいて苦しそう
 だったから…具合、良くないの?」

「だ、大丈夫♪大丈夫♪」

また更に胸が苦しくなる。

雅也は…好き。
でもめいも大好き。

傷つけたくない、嫌われたくない。

あれ、こんなような歌詞の歌あったような…
確か西野○ナ。

ってそんな事はどうでもええんよ。
あれ、何で関西弁やねん!
そういえばお父さん、関西出身やったな。

……そうやのうて~。ハァ…。
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