「お前がloveの方で好きだ」

「凛ちゃん」

「な…なに？」

ビックリした…。

「私ね、この前凛ちゃんの誕生日会で
　凛ちゃんにガツンと言われて、
　私情けないなって思ったの」

「…めい」

「だからね、私も一歩踏み出そうと思って」

「そっか。めいもよく決心したね。
　偉いよ！…」

目頭が熱くなってきたけど、必死にこらえた。

泣くな。泣くな。

めいの背中を押したのは他でもない
うちなんだからね！！

「私、頑張るから…凛ちゃんも心配しないで」

「うん…」

やっぱりうちには、めいを悲しませることは
できないな…。
　　

　　　　　　　　　　　～華凛said終わり～