「お前がloveの方で好きだ」

え…

あ…、私ったら…調子にのって…

「あ、あは。ごめんね!
 ちょっと馴れ馴れしかったよね…
 ごめん。調子乗っちゃった」

「あ、いやべつ…」

「じゃああ、じゃあさ、
 道!教えてよ!」

「え?」

ああ…
私なにいってるんだろ…

森川くんに失礼なのに。

でも…

「道のりだけ教えてくれない?
 森川くんの話聞いてると本当に
 美味しそうだから!!
 お願い!!」

「…うん。今度紙に書いてくるよ」

よ、よかった~
これも断られたらどうしようかと思ったぁ…


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