「お前がloveの方で好きだ」


「めい、話があるんだけど…
 お昼また、いつものとこでいい?」

「うん。最近凛ちゃんの話、
 前にもまして面白いから楽しみ!」

いや…
面白い話をしようとしてるわけじゃ
ないんだけどな…


話そらすとき、
なぜか面白い話題しか出てこない…

うち、そっち系のセンスあったりして…(笑)


一人で、クスリ。
と笑うと、めいが不思議そうに首をかしげた。


でも…


「今日こそは、言うからね!
 覚悟してなさい、めい!」


「…へ?……うん…?」




今日こそは。今日こそは。今日こそは。
今日こそは。今日こそは。今日こそは。
今日こそは。今日こそは。今日こそは。
今日こそは。今日こそは。今日こそは。
今日こそは。今日こそは。今日こそは。



文字通り、
授業中、『今日こそは。』という言葉を
頭に叩き込んだ。


< 313 / 324 >

この作品をシェア

pagetop