死神と吸血鬼を好むようになった人間の過程
恐るべき入学式
いよいよ高校の入学式がやって来た。


初めての電車通学であり、ある程度余裕を持って家を出るつもりだった。


しかし、私は肝心な日に寝坊をしてしまったのである。
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