死神と吸血鬼を好むようになった人間の過程
さて、そんな平和な日は突如、終焉を迎えた。


席替えでA君と私が隣同士になったことにより、『事件』が起こり始めたのである。


また原因が不明なのだが、A君の机にカッターで傷を付ける、という遊びが開始されたのである。

いじめ、というわけではなく、A君自身もカッター持参で楽しんでいた。
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