死神と吸血鬼を好むようになった人間の過程
ところが、私には野次馬精神というものがまるで存在しない。

誰が怪我をしようとも、自分に関係なければどうでも良い、という考えの持ち主だ。


ここも父に似たらしい。

なぜなら、母は自宅近くに救急車が止まる度、興味津々で誰が運ばれているか見たがる性格だからだ。
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