王子様系男子との恋!?
「なぁ、恋音。まだ怒ってる?」
「別にー」
「ほら、席も隣だし…家も同じだしさ…仲直りしよ?」
「だから、許すって言ったじゃん!」
「じゃあ、今日一緒に帰れる?これからも一緒に登校出来る?」
はぁ…いやだな。
気まづくなりそう…
「ごめん、これからは美華ちゃんと登下校することにしたから。」
「え?なんで?」
「だってさ、竣とは家でも学校でも近いじゃん。私だって友達いるんだよ?それに、竣はモテるから女子達と帰ればいいじゃん?」
「は?ふざけるなよ、俺は恋音と一緒に帰ったりしたいのにっ…!なんでそんなこともわからねーんだよ!!」
竣が、こんなにも怒るの初めてみた…
怖い。
「え…ご、ごめんなさい、、、お願いだから叩かないでください。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。」
怖い、竣がお父さんにみえてくる。
涙と震えが止まらない …
「あっ、恋音…ごめん。つい…」
ここに竣が来る。
こわい…。
「来ないでっ!嫌だ。」
やだ、涙が止まらない。