貴方に魅せられて
「護ちゃんにも電話します!」

そう言うと
由香里さんはやっと私を
解放してくれた。

「麻衣ちゃん
その前にちょっといいかしら。」

そう言って
不思議に見つめる私の手を取り
家の中へ引っ張った。

家の中に入ると
なんだか懐かしい匂いがした。

…この匂い!!
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