貴方に魅せられて
優子…一言もそんな事言ってなかった。


翔平さんは私の隣に
ひざまずく格好になった。

「麻衣…
俺の過去はサイテーで
軽蔑されるような事しかない。

麻衣よりも10歳も歳上で
麻衣には不釣り合いかもしれない。

でも
俺はその辺のガキより
包容力も経済力もあるって思ってる。
麻衣に出会えたから
もう過去のような事は繰り返さない。


こんなオッサンだけど
麻衣の側にいさせてくれないか?」
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