貴方に魅せられて
私が傷つくのは目に見えてる。
シマコの言い方はそう感じた。

でも、シマコの言うとおり
決めるのは私だ。
そもそも
彼のことを何も知らないまま
このモヤモヤした気持ちを
終わらせられるわけない。
私は当たって砕ける覚悟をした。

シマコはお店で一番高い
トリートメントを内緒で
サービスしてくれた。
おかげで髪はシルクのように
ツヤツヤになった。
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