貴方に魅せられて
やっとの思いで部屋にたどり着き
ベッドにぼふっと身体を沈めた。

「大人の色気ってすご…」

翔平さんに触られた自分の髪を眺めて

「あんたの髪…綺麗だな…」

翔平さんのセリフを真似て呟き
顔を真っ赤にした。

何やってるの私は…

妖艶な笑顔…
背筋をなぞる声…

私にはアダルトすぎる…

そのうち鼻血でも出しかねない…

そして
私の気が休まらない日々が始まる。
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