貴方に魅せられて
「うわー。なんかエロっ」

優子はニヤニヤしながら言った。

「そのさ、シマコさんだっけ?
シマコさんが言うとおり
女の扱い慣れてそうだね。
そんなことされたらあたしだって
ドキッとしちゃうー!!」

ガバァ!!!!

「きゃー!」

優子は遅れてやってきた杉に
後ろからはがい締めにされた。


「ちょ!!潤ちゃんやめて!
ぐるじぃ…」

優子がもがく。

「誰にドキッとしちゃうんだよ
優子ー!」

杉が嫉妬深げに言った。
やっと解放された優子は
さっきの衝撃で落ちた卵焼きを拾い
杉の口に押し込んだ。
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