貴方に魅せられて
「ほらまた…」

ワインを飲みながら
ふっと笑う。

もう翔平さんの何もかもが
たまらなく
好きになっている自分がいた。

だからこそ些細なことで
一喜一憂する私…

でもシマコの言う通り。
10歳の年の差の壁が立ちはだかる。

翔平さんは私をからっているだけ。
そうわかっているから
なおのこと悲しくなる。
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