貴方に魅せられて
叔父様の言葉に涙が頬を伝う。
そんな私を見て、叔父様は
優しく頭を撫でてくれた。

1時間ほど走るとそこは高級住宅街。
日本なのだろうか?
と思うほど大きな敷地の家々。
森山邸もそこにある。
初めて連れて来られた時は
鳥肌が立った。
私はこれからこんなところで
生活をするのか…と。

叔父様の会社は様々な職種の会社を
傘下に抱えているらしく
護ちゃんとは比べ物にならないくらい
大金持ちだと教えられた。
それは家を見れば一目瞭然だった。
まったく異次元の世界…
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