貴方に魅せられて
いつもの個室に通され
シマコが私の毛先の
痛み具合を見ながら言った。

「あれからどお?翔ちゃんとは。」

シマコは早く聞きたくて仕方ない様子。

私は今まであったことを
事細かに話した。

「やっぱりすっかりプレイボーイに
なっちゃったのねぇ…」

シマコの判決に悲しく頷く。

「あの感じだと
相当色んな女の人と…」

私はため息を漏らした。
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