わたしは好きな人が二人います

二人でベットの上に座る。


「しょうま、何しにきたの?」

とたずねると
別に、とそっぽを向いてしまった。



変なの~と思いながら
話しかけようとしたら

「ゆな」


翔真が真剣な声で言ってきた。



不意にわたしはドキリとする。



直感で頭によぎったのが



…告白される!?




でも、わたしは
翔真と隆平が好きで。
どっちかと一人付き合うなんて
そんなの無理無理!
二人とも大好きなの!


ど、どうしよ~
と、ドキドキしながら
独りの世界に入っていた。






「…ゆな、あのさ…」



告白される!!!

グッと目を閉じた。
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